65歳と89歳のおばあちゃん - 介護奮闘記?

65歳の娘と89歳の母の介護(介助)にまつわるエピソードが中心です。年齢とともにきっと皆が経験する話を日記で書いていきます。時々普通の日記も。

当ブログは以下のURLに移転しました。

約3秒後に自動的にリダイレクトします。

四点杖を試したけど

先日、ケアマネージャーから(毎月の)電話連絡があった。その時のアドバイスもあり、普通の杖は諦めて、四点杖を介護福祉用具レンタル会社から借りることにした。筋トレ、転倒予防、歩行訓練のために…。

 

四点の大きさにより、「大中小」様々にあるが、母の体格や体力に合わせて「中」。軽くて安定性も十分。先ずは、お試し。
f:id:sotoume10:20190520110632j:image

 

デイサービスでも練習させたくて、スタッフに尋ねたら、他にもそういう人がいるということで快く0K。

 

それから3日後、母は、「まだ歩けるからいらない。邪魔で仕方がない。練習なんかしたくない…。」と。確かに、(家で無理やり使わせて観察しても、)この杖を、持ち上げて運んでしまう。

 

「室内では段差もないし、壁伝いに摺り足で移動しているから…大丈夫。」と母。

「でも、実際よく転ぶでしょ。今朝も、手すりつき踏み台で仰向けになって、助けを求めたじゃない。また頭をケガしたら大変だから、筋トレで予防しなきゃ。」と私。

でも、今の母に通用しないことに後で気づく。

なぜなら、転倒して救急車に2回も運ばれたことも縫合したことも、「そうらしいねぇ。」と反応するだけで、血をいっぱい流したことも痛かったことも合わせて、すっかり忘れているのだから。(ある意味幸せだが。)

 

四点杖で揉めたくない。

返すことにした。もう少し自覚できるまで…。そんな時が来るか?私も矛盾したこと言っているなと思いながら、福祉用具レンタル会社に連絡した。。