65歳と89歳のおばあちゃん - 介護奮闘記?

65歳の娘と89歳の母の介護(介助)にまつわるエピソードが中心です。年齢とともにきっと皆が経験する話を日記で書いていきます。時々普通の日記も。

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まさに「いきいき」…まぼろし~。

 午後、市の「いきいき訪問~訪問型介護予防事業」で、ケアマネージャーと市の保健師理学療法士の3人の訪問を受けた。(3週間程前、市の高齢福祉課に申し込んでいたもの。)

 

 まず、握力(14kg)や座ったり立ったりの回数、片足立ちの秒数(1~2秒)、リビングを往復(いつもは摺り足掴まり歩きなのに、何も掴まらずに前後に足を出して歩いていた!)などの体力測定?をした。

 その後、転んで動けなくなった時の起こし方や一緒に歩く方法など教えてもらった。

 

 私も夫も腰を傷めているので、転倒後、うつ伏せ→這わせて→つかまり立ちさせて……とか、介助は腰を持つとか、向き合う距離をかなり置いての立ち上がらせ方などどれも勉強になった。1時間ぐらいという時間制限のためか、浴槽からの立ち上がらせ方については、再来週教えてもらえることになった。

 

 午前中、眼科の診察を受けて起きている時間が長かったからか、母は、極めて明るく、声も若返り、足取りも軽く…。まさに、「いきいき」としていた。普段のあの気だるそうな不機嫌そうな様子は全くなく、こちらが不愉快になるほど。

 この1年見てくれているケアマネさんも、何度も「こんなにお元気なのは、最近ないですね。信じられないわ。」と繰り返していた。

 

 夫は、「だから、家に閉じこもらせず、デイサービスも増やせるといいな。おばあさんにとっても家族にとっても…。」と言っていた。

 3人が帰ったら、別人のように返事もせずまたベッドに横たわっていた。そして、夕食前起こそうとしても、ベッドに座ることもましてそこから立ち上がることも難しくなっていた。昼間、私たちが見せられたものは、一体何だったのだろう。まぼろし~。