できていることに目を向けよっと
「おばあちゃん、症状が進行している感じがするけど大丈夫?」二男から夫にメールが届いた。どうやら、このブログを読んでくれているようだ。
新幹線を使って1時間半ぐらいの所に住む二男には、2歳半になる娘がいる。初孫である。実は、母に留守番を頼んで、今月会いに出かける約束を(先月)していたのだ。
今年の正月はノロウィルスに阻まれて帰郷できなかったし、2月はこちらが行く予定だったが、私の体調が芳しくなく、孫に会うのは昨年10月以来5か月ぶり。
毎日のように届くInstagramのお陰で、孫の成長ぶりを身近に感じ元気をもらえるが、だからこそ尚更会いたい。
夫は、息子のメールに、
「(母は)寝ていることが多く記憶は途切れがちだが、勝手に出かけたり危険なことはしないから、大丈夫。」と返信していた。
それを見てハッとした。
そうだ、今までのようにはできなかったり、ぎこちなかったり、記憶が途切れてしまったりすることはあるけれど、母は、トイレだって着替えだって入浴だって、電子レンジで温めて自分で食べることだってまだできるのだ。
先手を打って世話をするためには、少しの変化も見逃すまい、それが母のためでもあると思い一生懸命観察?し、できなくなっていることばかりに目が行っていた。「だめだね~」と私が落ち込んでいた。
当然、(孫とは違うから)成長してできることが増えていくわけではないけれど、まだいっぱいある「母のできること」を見つけて認めていこう。