65歳と89歳のおばあちゃん - 介護奮闘記?

65歳の娘と89歳の母の介護(介助)にまつわるエピソードが中心です。年齢とともにきっと皆が経験する話を日記で書いていきます。時々普通の日記も。

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なかなか慣れないデイサービス

毎回、何もあってほしくないと願いつつ・・

デイサービス2回目 「鍵がない 靴がない」 

 私は休みが取れなかったので、夫に任せて仕事に出た。鍵もキーケースに入れて手提げ袋にかけ、靴も靴箱から出して、玄関の踏み台の下に置いた。

 ところが、出かける間際に、「鍵がない。」「靴が靴箱からなくなっている。」と騒いでいたとのこと。夫が、靴のあるところを指すと、「もう、誰がこんな所に置いたの」と不機嫌につぶやきながら出かけたそうだ。

 

 夕食時、靴の在処もキーケースのことも何度も確認したことを思い出させたかった。鍵がなくては母が家には入れないかもしれないと、夫は、その日の予定を変えて自宅にいてくれたし・・・。でも、バックの中に入れてあった鍵を見せても、「知らぬ間にケースに入っていて鍵とは思わなかった」「靴も私のだけ靴箱に入れてなかった」と怒り出した。腹が立つやら情けないやら、深呼吸かため息か分からない息をした。

 

デイサービス4回目 「もう今日は行かない」

 これまた私が仕事で送り出しができない時のこと。

 デイサービスの送迎バスが来たが、母がいないとのことでスタッフが玄関チャイムを鳴らした。夫は、声をかけながら母の部屋に入ったが返事がない。前回のように、もしかしたら外に出てスタッフを待っているかと思い、スタッフと一緒に母を探した。でも、いない。もう一度母の部屋に。

 何と、母は二度寝していた。145cm・45kgと小柄な上、布団にもぐり込んでベッドと一体化?していたため、一度目は分かりにくかったようだ。

 揺り起こしてデイサービスのことを伝えると、「今日は、行かない。」と。

 スタッフは、「お元気なら、遅れてでもいいので来ていただきたい。送って来てください。」と。

 その後、「送ってもらうのは申し訳ないし、今日は行かない。」となかなか準備が捗らない母を説得して、夫は、母を施設まで連れて行ってくれた。「どんな施設か見られてよかった。」と言っていたが、その日の予定がまたキャンセル。私としては、申し訳なくて……。 

 

 その日、施設ではクリスマス会があり、保育園児が歌など披露してくれたそうだ。どんな歌かは思い出せなかったけど、母は、「みんな可愛かったよ。送ってもらって申し訳なかったけど、行けてよかった。」と。

 母が、デイサービスを楽しみにするまでもうちょっと・・・かな。