65歳と89歳のおばあちゃん - 介護奮闘記?

65歳の娘と89歳の母の介護(介助)にまつわるエピソードが中心です。年齢とともにきっと皆が経験する話を日記で書いていきます。時々普通の日記も。

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鼻が利かないから…いいよ

ネコは嫌いじゃないけれど

 最近この辺りでも野良ネコを見かけるようになった。折角桜草が芽を出したのに、それらを掘り起こすようにして、糞がしてあった。野良ネコの仕業だ。ただその糞の始末を徹底できなかったのか、同じ場所で2回、離れた場所でも2回。それ以来、花壇の土が少しでも盛り上がっていると、恐る恐る鼻を利かせて・・・。ぎゃっ、臭い。トゲトゲシートを敷いたりして、狭い庭を守っている。

 

 また、ある時など、仕事から帰宅して門を開けたら、暗闇から飛び出したネコとぶつかりそうに。思わずギャッ。でも、もっと驚いたことは、続いてやや小ぶりのネコが2匹、母の縁側近くに置いてあるシルバーカーのあたりから飛び出してきたことだ。寒いから、そこで暖を取っていたのかも知れない。

 

 勝手な人間がいるから野良にならざるを得なかったネコに同情もするが、かなり迷惑。

縁側近くで糞尿を繰り返されたら・・・大事な母の‘’足‘’シルバーカーも危うくなる。

 

 ついに、ネコ忌避剤を買ってきて撒いた。人には優しいハーブ、シトラス系の香りとか。ところが、そのニオうことニオうこと。匂うというより臭い。撒きすぎたのかも知れないが、母の部屋の軒先では、その強烈なニオいは3日経っても広がっていた。

「臭いから悪いけど我慢してね。ここを野良ネコが住まいにして糞尿を繰り返したら始末も大変だし、シルバーカーが使えなくなっちゃうから・・・。」

と言うと、母は、

「なぁんにも臭わないからいいよ。」

「うそぉ、鼻、利かないの?」

 忌避剤のお陰か、ネコは来ていない。通り道にしているかも知れないが、被害にはあっていない。でも、思わぬことから、母の鼻が利かないことが分かった。

 

臭わない病気

 高齢になると、物忘れとか怒りっぽくなるというのは聞いたことあるけれど、臭覚も無しになったりするのか?

 母の鼻を素人診断した。らっきょう漬け、キムチ、カレー、焼き肉…かすかにニオうらしい。洗剤や柔軟剤、ニオわない。ニオいが分からなくても、大丈夫なのか。

 本人曰く、「食欲あるし、何も困ったことはない。ニオうニオうと気にする人の方がいやらしいよ。」

 

 臭覚の衰えは、認知症の症状? 臭覚は鍛えられるか? 機能回復訓練はどうする? 予防は? 野良ネコより臭覚についてちょっと気になっている。